人気占い師の素顔に迫る、FACE占い師インタビュー。
クォーレ所属プロ占い師のプライベートや占いへの思いについて質問します。
科学的ではないからこそ、
占いには価値がある
プロとしての占い歴は約30年。大ベテランにもかかわらず、穏やかで親しみやすい虹尾太陽先生。
「的中率よりも大切な占いの価値」について、先生の考えをお聞きしました。
虹尾先生が占いに興味を持つようになったきっかけは何でしたか。
小学1年生のときに病気で手術をすることになったのですが、1週間の入院期間中に「占いの本を買ってきて」と祖母にねだったことがきっかけでしょうか。
頭にあったのは、入院前に書店で見かけた児童向けの占い本です。
ところが、祖母が買ってきたのは大人向けのタロット入門書。
小1には読めない漢字がたくさんありましたが、それでもカードを眺めたりいじったりしているうちに、徐々に占いに興味が湧いてきたように記憶しています。
そこから「占う側」にまわることになるまでに、どのような経緯が？
「将来は占い師になりたい」という思いは小学生のときからずっと抱いていましたが、学校を卒業後はデザイン事務所でグラフィックデザイナーとして働き始めました。
ところがそこがブラック企業だったため、体調を崩して数年後には退職。
そんなときにパワーストーンを探して渋谷のショップを訪れたところ、「占い師募集」の紙が貼られていたんですね。
そこで応募したところ合格できたので、22歳から占い師として活動を始めました。
22歳とは早いスタートですね。
まだまだ世間知らずでしたね。
にもかかわらず、渋谷という土地柄のせいか来るお客様がヘヴィな悩みを抱える方々ばかりで鍛えられました。
その後は、再びグラフィックデザイナーとしても復帰。
占いとデザイン業を並行して続けていく中で、偶然クォーレの存在を知りました。
公式サイトのデザインに清潔感があった点に好印象を抱き、応募したところ採用していただけました。
それからもう14年が経ちますね。
長く鑑定を続けてこられて、見えてきたことはありますか。
占いは科学でも統計学でもない、というのが私のスタンスです。
データを収集・分析すれば、誰がやっても同じ答えになるものが科学ですよね。
でも、そうした手法だけでは担えない領域が世の中にはある。
当たるか当たらないかといった的中率を競うのであれば、ＡＩ（人工知能）や遺伝子分析といった科学やテクノロジーの領域のほうがずっと正確な予測ができるでしょう。
でもお客さまが求めるのは、そうした結果だけではありません。
自分のことを話したい、誰かに聞いてほしい、アドバイスがほしい。
そうしたすっきりするための壁打ち相手として占い師が求められている側面は大きいように感じます。
長く続けていると、お客さまが鑑定中に突然「あ、そうか！」と自力でトンネルを抜ける瞬間に遭遇できることもあります。
そういう瞬間に立ち会えることも喜びです。
今号の特集テーマは「誕生石」です。
先生は水晶占いもされていますが、他にパワーを感じる石はありますか。
ブラックトルマリンです。
手のひらに収まるサイズの真っ黒な石なのですが、鑑定中はいつもこれを握りしめています。
ブラックトルマリンには集中力を高めるパワーや魔除け効果があるとされているので、触れているとものの見方がポジティブになれる気がします。
では最後に、クォーレのお客様へのメッセージをお願いいたします。
占いに関しては長い歴史を持つ中国には「大人は占いを利用する、凡人は占いを信じない、小人は占いを妄信する」ということわざがあります。
優れた人は占いを上手く利用するけれど、凡人は信じないし、俗人は振り回されてしまうとの意ですが、ぜひこの「大人」のスタンスで占いを活用してほしいですね。
「占い師がダメといったからダメ」ではなく、「それならば何をどうすれば変えられるのか？」と前向きに考えるための打ち手のひとつとして、占いを上手に使ってもらえることを願っています。
虹尾 太陽（にじお たいよう）
所属：クォーレ
占い結果を説明するときに用いる、先生独特のたとえ話しや比喩が「わかりやすくておもしろい！」と好評な虹尾先生。
難しい説明も、不思議なほどわかりやすいので、すとーんと頭に入ってきます。
テレビ出演で人気を確たるものにした後も、なにも飾らず、気取らない、とても気さくな先生です。
この先生に直接占って貰う
ここでご紹介した虹尾 太陽（にじお たいよう）先生は現役のプロ占い師。電話で直接占ってもらうことも可能です。
よりパーソナルで具体的な結果あなたが直接相談することで、虹尾先生はあなただけのために占い、あなただけのためにアドバイスしてくれます。
これはコンテンツでは体験出来ない、本物の占い師に相談する人だけの特権です。
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