人気占い師の素顔に迫る、FACE占い師インタビュー。
クォーレ所属プロ占い師のプライベートや占いへの思いについて質問します。
占いは道路標識のようなもの
より良い道を選ぶために役立てて
お名前から受けるイメージ通りに、静かな水面のような穏やかさがホッとさせてくれる和水先生。
クォーレで2万件超の鑑定をしてきたベテランの先生が、心がけていることとは？
―和水先生はどのような経緯で占い師の道を志したのでしょうか。
小学4年生くらいのとき、ある悩みを抱えていて、どこかに答えがないだろうかと探していたんですね。
聖書や宗教の本のようなものはまだ理解できない年齢でしたから、本屋に行ってみたんです。
そこでたまたま出合ったトランプ占いの本が占いに興味を持つきっかけになりました。
その本で紹介されていたのは普通の展開法とは違って、トランプのカードの意味を1枚ずつ読み解く方法だったんですね。
最初のうちは読み解きが難しかったのですが、何度か繰り返すうちに慣れていきました。
それ以来、今日に至るまでずっとトランプ占いを実践しています。
―和水先生のようにトランプ占いを得意占術とされている先生はあまり多くありません。トランプ占いの魅力とは？
トランプが地面に立って見ている占いだとすれば、タロットは空から見ている占いだと私は解釈しています。
より詳しい状況が見える事で具体的な対策を見つける事が出来るのです。
様々な側面から悩みを立体的に捉え、深く掘り下げることで解決の糸口を探していけるのがトランプ占いの特長です。
一見すると不運な出来事も、別の視点から見ると幸運に変わることもありますよね？
誰しも悩んでいるときほど視野が狭くなるもの。
普段の鑑定ではトランプ占いを通じて悩みに上下左右、様々な角度から光を当て、「こっちからも見てみませんか？」と提案することを大切にしています。
相談者さまとお話するときは、過去の自分が「こうしてほしかったな」と思えるような寄り添い方を心がけています。
過去の自分が今の自分を導いているとも言えるかもしれませんね。
―プロの占い師になったきっかけは？
「お金を貰うなんておこがましい」という気持ちからずっと無料で友人たちを占ってきたのですが、あるとき
「それは善意に聞こえるけれども責任が伴っていない。対価をもらうことであなたには責任感が、相談する人には安心感が生まれるのだからきちんと受け取るべき」
と友人から助言されたのがきっかけです。
長年の経験則から編み出した私のトランプ鑑定は、52枚のカードを3、4枚並べていき、それぞれのカードの意味を組み合わせてひとつの文章に変換していく方法です。
同じ「7」のカードでもハートとクローバーでは意味が異なりますし、クィーンなどの絵札もそのときの顔の向きで解釈が変わります。
それらを読み解くことで、悩みに対する答えを探っていきます。
私にとってトランプは、困ったときに的確な助言をくれる親友のような存在ですね。
今号の特集テーマは「大人の友情」です。
先生が友人関係で大切にされていることは？
大人になってからの友人関係で気をつけていることは、踏み込みすぎないこと。
けれども会わない期間が長くても、何か相談されたときは本気で向き合う。
そこだけ押さえていれば十分。
友達だからといって多くを期待せず、相手のそのままを受け入れるようにしています。
でも、友達が多いことが善いことで、少ないのは駄目なことだなんて私はまったく思いません。
何でも話せる大親友がいるのは幸運なことだけれども、いないからといって不幸なわけではないはず。
そんな心持ちがちょうどいいのではないでしょうか。
では最後に、クォーレのお客様へのメッセージをお願いいたします。
占いは、未来を当てる予言ではなく、道路標識のようなものです。
この道の先はがけ崩れの可能性があるよ、こっちにも別の道があるよ、そんな風により良い道を選ぶための地図のように占いを活用してもらえたら嬉しいですね。
行く手にどんな標識が現れても、人生のハンドルを握って運転するのはあなた自身です。
和水（なごみ）
所属：クォーレ
「私は冬にみんなをほっこり暖める『ストーブ』みたいな占い師でいたいんです」という和水先生。
言葉どおり、あたたかみあふれる鑑定とやさしい人柄が好評です。
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ここでご紹介した和水（なごみ）先生は現役のプロ占い師。電話で直接占ってもらうことも可能です。
よりパーソナルで具体的な結果あなたが直接相談することで、和水先生はあなただけのために占い、あなただけのためにアドバイスしてくれます。
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