【占い師インタビュー】苑寿（えんじゅ）先生

人気占い師の素顔に迫る、FACE占い師インタビュー。
クォーレ所属プロ占い師のプライベートや占いへの思いについて質問します。

解釈を与えてくれるのが占いの良さ
クォーレ歴23年の大ベテラン

クォーレ所属歴23年のベテランでありながら、明るく気さくな人柄で誠実に悩みに寄り添ってくれる苑寿先生。

タロットをはじめ多種多様な占術を使いこなす先生に、占い師になるまでの道のりをお聞きしました。

苑寿先生が占いに興味を持つようになったきっかけは何でしたか。

小学校低学年のときに、クラスメートが持っていた星座占いの本を見て、「どうしてもあの本を読みたい」と熱望したことがきっかけでした。

同じクラスとはいえほとんど話したことがない子だったのですが、ありったけの勇気を出して「貸して」と私がお願いしたときの、彼女が驚いた顔を今も覚えています。

中1のときには仲良しだった子と一緒に、タロット占いにも夢中になりました。

理屈では説明できない不思議なことに興味があった背景には、わが家が「幽霊屋敷」と近所で呼ばれていたことも関係しています。

私が幼稚園児のときに家族で引っ越したその一軒家は、いわゆる心霊体験が日常的に起きる家だったんですよ。

火の玉のようなものを見たり、家の中を下半身だけの存在が現れたり…。

そんな環境で長年育ったので、不思議なことへの関心の幅が広がっていくのは自然なことでした。

タロットから四柱推命、算命学、手相など多様な占術を学ばれていますね。

「自分はどんな人間なんだろう？」と知りたくて掘り下げていくうちに、自然といろんな占いに行き着きました。

どこへ行っても「変わっているよね」と言われ続ける自分にしんどさも感じていたのが大きな理由なのですが、タロットは他者との関係性は見えても、自己理解には物足りない。

じゃあ生年月日から四柱推命は？算命学は？手相なら？という流れで、自分を知りたい一心でしたね。

親のことは大好きでしたが、理解されないつらさもあって。

そうした困難に占いは解釈を与えてくれる。

「ああ、この生まれ日の相性なら仕方がない」と納得できる理由が見いだせたことで、生きるのが徐々に楽になっていきました。

そこから占う側に回ったのはいつ頃でしたか。

20代半ばを過ぎたあたりから、友人知人に頼まれて鑑定をするようになりました。

そこから口コミが徐々に広がっていき、知人にクォーレをご紹介していただいて今に至ります。

今号の特集テーマは「幸運をキャッチする方法」です。
「自分が本当は何を望んでいるのかわからない」という悩みに、先生はどうアドバイスされますか。

では最後に、クォーレのお客様へのメッセージをお願いいたします。

クォーレで鑑定を始めて23年が経ちました。

初期の頃からお付き合いのあるお客さまの中には、最初は恋愛の悩みをお聞きしていたのが、仕事や資格取得、起業、結婚、出産、子育てと、変化する悩みに伴走しながら共に年月を重ねてきた方もいらっしゃいます。

最近では、なんとその長いお付き合いのお客さまの息子さんも鑑定しているんですよ。

「先生、僕、20歳を過ぎたのでお酒を飲めるようになったんです」と言われたときは、長く続けることの醍醐味ってこんなこともあるんだなと実感しました。

私自身もずいぶん変化しました。

かつてはナイフみたいに尖っては正義感を振りかざしていましたが、年齢を重ねるにつれてだいぶ丸くなった気がします。

変わっていない部分があるとすれば、お世辞が言えないところ。

もうひとつ、プロとして対価をいただいている以上は、どのような鑑定結果であろうとも、誠実かつ丁寧にお伝えすることを常に心がけています。

どんなお悩みでもじっくりとお聞きしますので、怖がらずに気軽にご相談してください。

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