【占い師インタビュー】KAORU（かおる）先生

人気占い師の素顔に迫る、FACE占い師インタビュー。
クォーレ所属プロ占い師のプライベートや占いへの思いについて質問します。

KAORU先生と占いの出会いを教えてください。

もともと占いは大好きで、子供の頃は「マイバースデー」が愛読書だったくらいです。

初めて占いを体験したのは中学３年生のときですね。

よくデパートでフロアの隅にあるような、占いブースの手相占いでした。

恋愛の時期について占ってもらって「おお！　なるほど！」って、結果に感激してました。

いつごろ出会う…とか、いつくらいに別れる…とか。

そこには２ヶ月に１回くらい行ってましたよ。

とても興味をお持ちになったのですね。ご自身で勉強なさったりは？

うーん…全然（笑）。「すごい！面白い！」とは思いつつ、手相占い自体は「私にとって勉強する対象ではないのかも」と、なんとなく感じてたんですね。

でも20代のとき、友達が占ってもらうのに同席していたら、友達がその占い師さんにすごくショックなことを言われて…。

その衝撃が大きくて、しばらく占いから足が遠のいてしまって…。

でも「癒しのお仕事」っていうのは、自分の大切なコンセプトとしてありました。

だから友人に誘われてセラピストとして活動するようになり、そのうちに自然とまた占いに戻ってきた感じですね。

普段どのように鑑定をなさっていますか？

普通のタロットカードとは少し違うタイプのカードを使って占います。

セラピストのときからこのカードの存在は知っていて、実際に手に取ってみたらとてもしっくりきたので、今もずっと使ってます。

占う時には、やっぱりご相談内容をじっくりうかがうことを大事にしてます。

詳しい状況を伝えてもらっている方が、カードを読むときにもピピッとインスピレーションが浮かびやすいですし、より深い意味をカードから感じることができますね。

もう１つ大事なのは、相談者様の「まず、自分はどうしたいのか」というお気持ちです。

どうしていいかわからない、だから誰かに決めてほしいと思うときは誰だって確かにあります。

でも、どんな状況だとしても「自分は本当はどうしたいのか？」っていうことは、本当に大切なことなんです。

今月号のテーマは「もっと良くなる！第一印象」です。先生は第一印象を良くするためにはどうすることが大切だと思いますか？

私、わりときつい印象に見られることが多くて、昔から「第一印象で損をするよね」って言われてました。

それで、どうしたらいいか自分なりに考えて…自分から話しかけたり、目が合ったときには自分から挨拶をするようにしています。

要は、自分が受け入れたい人になりきってみるんです。

人からどう見られているかを気にしすぎる必要はないと思うんですけど、初対面の人との間に「第一印象」は確かに存在しますから、まずは自分に自信を持っていましょう。

「自分は自分らしくあれば大丈夫！」って自分へのおまじないみたいにして言い聞かせましょう。

自分に綺麗な言葉をかけるだけでもいいですよ。

「ありがとう」「嬉しい」「素敵」…そういう綺麗な言葉は、自分を磨いてくれるはず。

自分を磨くことは、心を磨くこと。難しい作業をする必要はなくて、シンプルが一番。

自分が良くなれば、周りの人の対応も自然と変わっていきますからね。

最近は先生のように第２の職業として占い師を目指す人も増えています。そんな方へのアドバイスはありますか？

『当たるから』とか『誰かがやっていて良かったから』とかではなく、自分に合った占術を選ぶことは大事だと思います。

人によって、占い師としてベストな占術は変わると思うんですよね。

だから流行や憧れで選ぶのではなく、自分にしっくり馴染む占術を見つける事も大切かな…って。

その上で、誰かのために自分ができることを一生懸命やる。少しでも、誰かを癒すことができれば嬉しいですから。

「占いで人を助けなければならない」と使命感で思うより、目の前にいる人の言葉に誠心誠意耳を傾けることが求められる仕事かなって思います。

最後にクォーレのお客様へのメッセージをお願いします。

『こうなっていきたい自分』という姿が心の中にあって、そこへ踏み出すための初めの一歩は一番勇気がいると思います。

その手助けに占いを使ってもらいたいです。

あるがままの自分…本当の自分は、とても素敵な存在だってことを知ってください。

自信を持って行動を起こせば、きっと「今」は変わっていきます。

しない後悔と、やって後悔するのと、どっちが未来に繋がっていくのか。

自分の選んだ行動には、必ず意味があると信じてくださいね。