【占い師インタビュー】冬威（とーい）先生

人気占い師の素顔に迫る、FACE占い師インタビュー。
クォーレ所属プロ占い師のプライベートや占いへの思いについて質問します。

冬威先生と占いとの出会いを教えてください。

母方の祖父が祈祷師をしていたので、人を助けるという仕事を幼い頃から身近なものとして感じていました。

私自身も子供の頃からなぜかエネルギーのない人に気づいてしまう性質で、人を明るくする、助けるという感覚がごく自然に備わっていたのかもしれません。

祖父は私が生まれる前に亡くなっているので面識はないのですが、祖母や母に言わせると「あなたは祖父の生まれ変わり」みたいだそうで、困っている人を放って置けないんですよね。

冬威先生の普段の鑑定方法について教えてください。

タロットとインスピレーション占いの組み合わせです。

場合によってはそこに四柱推命を使うことも。

私の場合は、お客様の悩みを聞いた後に必ず「それであなたはどうしたいの？」ということを問いかけるんです。

相談者の方が求めているものは何なのか、まずはそれを私に伝えてほしい。

その人が素直になってくれないと、真実は見えませんから。

その上で、はっきりと”筋“が見えてきたら、そこからわかることはたとえ厳しい内容でもすべてお伝えします。

最近はどんなお悩みが多く寄せられるのでしょう？

一番多いのは心の元気が足りなかったり、弱ってしまっている方からの相談ごと。

次に多いのは、パートナーに不倫されている既婚者の方からのお悩みです。

でもどんな内容でも根本は同じ。

あなた自身が変わらない限りあなたの人生は変わらないんだよ、ということをお伝えするのが私の役割。

未来予想図の立て方は教えてあげられるけど、それを行動に移して運命を変えることができるのはご本人様だけなんです。

すでにベテラン占い師として長いキャリアをお持ちですが、冬威先生ご自身も鑑定を通じて得られるものはありますか？

「鑑定してもらった後、こんな風になりました」と結果をご報告をくださる方がいるんですが、それは毎回涙が出るほど嬉しいですね。

この仕事をやってよかった、と思える瞬間です。

私にとって誰かを占うことは、蓮の花を咲かせるようなもの。

蓮の花って泥の水の中から這い上がってきて咲くじゃないですか？

悩みや苦しみという泥水の中から、凛と美しい花が咲く。そんな光景に触れられることが私の歓びなんです。

新年を迎えた読者に、運気を高めるアドバイスなどを教えてください。

運気を高めるのは、結局は自分次第です。

いろんな鑑定を試していろんな結果が出て、それで落ち込んでしまっても、自分の運命は自分で変えられるということを絶対に忘れないでください。

占い師の役目は皆さんの心の荷物を軽くして、運命を変えるお手伝いをさせていただくこと。

「こんな方法がありますよ」といろんなアプローチから提示することはできるけれど、それを実行に移せるのはあなたしかいませんから。

それからもうひとつ、自分を好きになれない人は、自分を変えることができないということも覚えておいてくださいね。

最後にクォーレのお客様へのメッセージをお願いします。

私の占いのポリシーは、日々原点に戻ること。

その原点とは、占いとは本当に困っている人のためのものだということです。

その核を外してしまったときは、占い師をやめるときだと常に自分に言い聞かせています。

でもそれは私だけでなく、クォーレに所属するすべての占い師に共通する思いのはず。

クォーレには素晴らしい先生方がたくさんいて、それぞれにアプローチは異なっても皆さんに幸せになってほしいという願いは同じですから。