【占い師インタビュー】ねね先生

人気占い師の素顔に迫る、FACE占い師インタビュー。
クォーレ所属プロ占い師のプライベートや占いへの思いについて質問します。

ねね先生が占いに興味を持ち始めたきっかけは何でしたか。

正直に言うと、以前は占いってあまり信じてなかったんですよ。

得体のしれないもの、理解のできないもの、というイメージがあって（笑）。

でも生活がちょっと不安定な時期があって、そのときに「自分の未来が知りたい」って強く思ったのがきっかけですね。

そこから自分で自分を占いたいと思って医療関係の仕事をしながら、西洋占星術やタロット占いを学び始めたんです。

なんだか全然ドラマチックじゃなくてごめんなさい（笑）。

占いを学び始める前と後で、心境の変化はありましたか？

はじめは自分の未来を知るためだけに始めた勉強だったんですけど、結局未来って自分で作るものなんだなあ、って。

勉強するほどにそのことがわかってきました。

当たる当たらないだけではない、と。占ったそのときにタロットカードが出す答えは、きっと今のその人に必要な答えだと思うんです。

それをきっかけにして、運命をどう作っていくのかは自分次第。

やっぱり未来って行動することでしか作れないし、変えられないんです。

お客さまとお話していると、どんなに深刻なご相談でも、本当はその人自身がすでに答えを知っている、と思うのです。

ただそれが自分のなかでは見えなくなっているだけで。

「質問」と「答え」って、対になっているんです。人は、自力で答えの出せない疑問は持てないんですね。

わたしとのコミュニケーションを通じて、だんだんとご自身でその答えが見えてくるお客さまも多いですね。

西洋占星術がメインだそうですが、普段はどんな風に鑑定するのでしょう。

私はホラリー占星術とモダンな西洋占星術をメインの占術として鑑定しています。

ホラリー占星術は月から土星までの７つの星で占う方法で、クラシックでシンプルな占術。

お客さまが質問したときの時刻で占いを立てます。

ご相談は、恋愛についてが一番多いですね。

お相手のお気持ちや直近の展開については、タロットカードとホラリー占星術をあわせて鑑定しています。

長期的な運勢や傾向などことはモダンな占星術を主に使っています。

今号のテーマは「ダメ恋からの脱出」です。不幸な恋と縁を切るために大切なこととは？

恋愛で不幸になる人は、相手に過剰なまでに癒してもらおうとしたり、自分自身の不満を相手に埋めてもらおうとしたりする場合が多いと思います。

でも、相手にそういう穴を埋めるのを求めても難しい。

相手にそれを求めるよりも、接することで見えてくるご自分の不安や不満に向き合ってみたらいかがでしょうか。

渦中ではなかなか気づけないかもしれないけれど、不幸な恋、不毛な恋を繰り返す人は、そこが抜け出すカギになるのかもしれません。

最後にクォーレのお客様へのメッセージをお願いします。

私は話を聞くことが大好きなんですね。

だから「何をどうしたいのか自分でもわからない」というときでも遠慮なくお話してくださるとうれしいです。

自分が本当は何を知りたいのかが話しているうちに霧が晴れるように見えてくるかもしれませんよ。

質問と答えは表裏一体のものだから、質問の答えはきっとあなた自身の中にすでにあるはずです。

私の鑑定を通じて星のメッセージやアドバイスカードをお伝えすることで、そのひらめきが降りてくるお手伝いをできればと思っています。