人気占い師の素顔に迫る、FACE占い師インタビュー。
クォーレ所属プロ占い師のプライベートや占いへの思いについて質問します。
人見知りで社交ベタだった私が「占い師らしくない」占い師になるまで
「占い師らしくないってお客様にもよく言われます（笑）」
のんびりした口調とは裏腹に、提案する解決策は明晰かつ具体的。星乃若菜先生の魅力に迫ります。
星乃若菜先生が占い師を志したきっかけは？
実は、はじめから占い師という職業を目指していたわけではないんです。
今でも占い師の他に営業の仕事をしているのですが、30代半ば頃、営業の仕事のみでこの先もずっとやっていくことに限界を感じた時期があって。
「そろそろ年齢的にも手に職をつけたい。でも自分には何ができるんだろう？」と悩んでいたとき、不思議なご縁で占いの学校に入ったんです。
でも本当は占い師ではなく、占いについて文章を書く「占いライター」のほうになりたかったんですけどね。
占い師を養成するスクールに入ったけれども、占い関係の事を執筆する専門ライターになりたかったということですか？
基本的には占い師を養成する学校だったのですが、私が通っていた頃は「占いライター」の養成コースもあったんですね。
今も存在しているのかはわかりませんが。
ただ、その以前にライター養成スクールに通っていた経験があったことと、基本的に人と話すのが苦手だったので「占いライター」ならできるんじゃないかなって。
そこでライターコースのカリキュラムだった西洋占星術を学んだのですが、そうしたら今までの自分の人生のいろんなことがすごく腑に落ちてきたんです。
だから私は人とのコミュニケーションが下手だったんだとか、自分のコンプレックスに関することの理由がそこですべてはっきりと理解できました。
西洋占星術を学んだことで自分の人生が読み解けた？
西洋占星術ってロジックなんですよ。
だから星のチャートをひもとくと、自分の性格や得意・不得意、抱える矛盾がすべて見えてくる。
たとえば、私はずっと人付き合いが下手なことがコンプレックスだったんですが、コミュニケーションの星である水星がきつい配置だったからなんだ、ということが理解できたんです。
自分や他者を理解するための助けとして、西洋占星術はすごく役に立つんだということが実感できました。
本格的に占い師としての活動を始めてからの感想は？
私、よくお客さんから「先生は占い師らしくないですね」って言われるんです。
話しているときの雰囲気や、提案する解決策が具体的すぎるところからそう思われるみたいです。
でも私としてはむしろそのほうが嬉しいんですよ。
現実的な解決策を提示しないと意味がないんじゃないかな、と思っています。
今号の特集は「春、あなたに幸せをもたらす行動」です。新生活をうまく始める秘訣はありますか？
それは私が聞きたいくらい（笑）。
新しい環境に馴染むのが昔からすごく苦手なんです。
大人になっても治りませんね。
でもこういった性質って生来的なものなので、そういう人は無理に自分から動かなくてもいいと思います。
ただ、誰かから話しかけられたり反応を求められたりしたときには、ちゃんと受け止める。
相手とほどよい距離を保ちつつ、自分の立ち位置は見失わないこと。
それを意識しているだけでも十分だと思いますよ。
最後に、クォーレのお客様にメッセージをお願いします。
電話占いって顔が見えない声だけのやり取りなので、人見知りな私はビクビクしながら始めたんですけど（笑）、皆さんすごくいいお客さんばかりなんです。
「自分で何とかしたい」という意識がとても強い。
だから占い師としての私の役割は、曇っているガラスを拭いてあげるのと同じなんですよ。
その人が本来持っている素晴らしい美点、自分でも気づかない掛け替えのないよい部分に気づいてもらえるお手伝いをすること。
それが私の仕事だと思っています。
星乃 若菜（ほしのわかな）
所属：クォーレ
ほんわかとした雰囲気でお客さまをやさしく受け入れ、緻密でたしかな鑑定をしてくれると評判の星乃先生。
西洋占星術とタロットでさまざまな問題に対応してくれます。
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ここでご紹介した星乃 若菜（ほしのわかな）先生は現役のプロ占い師。電話で直接占ってもらうことも可能です。
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