【占い師インタビュー】玲香（れいか）先生

人気占い師の素顔に迫る、FACE占い師インタビュー。
クォーレ所属プロ占い師のプライベートや占いへの思いについて質問します。

「断定的な言い方はしません。運命は変化していくものですから」

以前は出版社で雑誌編集に携わっていた玲香先生。

情報を的確に整理し、伝わる言葉に変える能力の高さは、そんな経験から培われたのかもしれません。

占い師になるまでの道のりをお聞きしました。

先生と占いとの出会いについて教えてください。

もともとは私も鑑定してもらう側だったんです。

20代後半に結婚生活の悩みを抱えていたのですが、ふと占い師に相談してみようかなと思い立って。

それで何人かの先生に鑑定していただいたのですが、だんだんとカードの意味やホロスコープの読み解き方といった部分にも興味が湧いてきました。

そこから占いの教室やカルチャースクールなどに通うようになり、面白さにどんどん目覚めていきました。

と同時に、気づけば自分で自分の悩みも解決できるようになっていたんです。

占いのどんなところに面白さを感じたのでしょうか。

不思議なことに、「当たる」んですよ。

なるほどと納得してしまう、その面白さがまずありました。

その次に、解釈の多様性にも惹かれました。たとえば、タロット占いの場合、同じカードが出ても質問内容によっては違う解釈になることもあるんですね。

鑑定方法もさまざま。

知れば知るほど奥深い世界だな、と魅了されました。

そういうことを知っていくうちに、自分のことだけではなく、他人のことも占ってみたいという思いが湧いてきたんです。

それまで私は、出版社で雑誌の編集をしていたんですよ。

当然、インタビューなどで他人の話を聞く機会も多いですから、誰かの話や悩みを聞いて、結果を伝えていくという鑑定と編集の共通点も実はたくさんあって。

編集の仕事の延長線上で、占い師としての素養が磨かれていたという側面もあるかもしれません。

得意とする占術はタロット占いと西洋占星術だそうですが、どのように使い分けているのでしょうか。

鑑定の際に意識されていることは何かありますか。

断言をしないことは常に心がけています。

「この相手とはこうなります」「こうしたら絶対にだめです」というような物事の正否は、占いで決めつけることではないと私は思っていますから。

そうではなく、「このまま進むと、こうなる可能性があります」「○○なのでこうなりやすい傾向はありますよ」と可能性を提示しながら、相談者の方の気持ちに添うような伝え方を工夫しています。

今号の特集テーマは「自分の本当の魅力」についてです。どうすれば自分のいい部分に気づけるようになると思いますか。

最後に、クォーレのお客様にメッセージをお願いいたします。

占いは絶対ではありません。

当たる・当たらないも重要かもしれませんが、それ以上に悩みが軽くなったり、解決に向けて前へ一歩踏み出すことができるようになることのほうがもっと大事だと私は思っています。

鑑定で見えたことを上手に使って、ご自身のアクションにつなげていただけたら嬉しく思います。