特集「オラクルカードの世界」~タロットと何が違う?~

専門知識や経験は不要。
シンプルで優しいメッセージで、初心者にもわかりやすいオラクルカード。
自由で多彩、それでいて奥深いオラクルカードの魅力をQ&A方式で解説します。

もくじ

そもそも「オラクル」ってどういう意味?

緋月 先生

「名前は聞いたことがあるけど、どんなカードなのかはよくわからない…」オラクルカードにそんなイメージを持っている人は多いのではないでしょうか。

オラクル(oracle)の意味は「神託」。

つまり、オラクルカードとは神託のように「大いなる存在からのメッセージ」を届けるカードの総称を表します。

タロットカードとの最大の違いは、何よりもその自由度の高さでしょう。

「Ⅰ 魔術師」「Ⅵ 恋人」のようにモチーフが決まっているタロットに対して、オラクルカードの世界は多種多様。

天使、妖精、女神、花、植物、神々、惑星にいたるまで。洋の東西を問わずさまざまなモチーフと世界観を描いたカードが、これまで数百種類以上も出版されてきました。

もちろん、クォーレにも得意占術にオラクルカードを挙げている先生方が多数在籍しています。

これからオラクルカードの世界と楽しみ方について、Q&A方式でわかりやすくご紹介していきます。

オラクルカードQ&A

オラクルカードにはどんな種類があるの?

天使、宝石、惑星までモチーフは多種多様

一般的なオラクルカードは、絵にシンプルな言葉を添えた30~50枚の組み合わせで1セットです。

タロットとの最大の違いは、テーマが多岐にわたっていること。

天使や妖精をはじめ、女神、宝石、神々、惑星などモチーフは自由で多様。

現在までに数百種類のオラクルカードが出版されていると考えられます。

いつどこで誕生したの?

起源は諸説あり。ルノルマンカードから派生とも

オラクルカードの起源は諸説ありますが、特定の番号とモチーフが描かれているという点では18世紀フランスで誕生したルノルマンカードが起源とも言われています。

一般に広く知られるようになったのは1970年代以降。古

代インドやケルト神話をモチーフとしたオラクルカードのブームが欧米で巻き起こり、そこからさまざまなカードが各国で派生しました。

どんな悩みを占える?

シンプルだからこそ、どんな悩みでもOK

「肩の力を抜く」「感謝する」「手放す」など、オラクルカードのメッセージはすごくシンプル。

だからこそ、恋愛、転職、人間関係など、どんな状況にも対応できます。

基本は、裏返したすべてのカードの中から、直感で引いた1枚を観るだけ。

そこに描かれているメッセージを自分に引き寄せて素直な気持ちで解釈してみましょう。

タロットとオラクルはなにが違う?

状況を観るのがタロット違う視点をくれるのがオラクル

今の状況はどうなのか、相手を動かすにはどうすればいいか。

そういった答えや手段を知りたいときに有効なのがタロット。

それに対してオラクルは、自分自身の心持ちに光を当てるカードです。

現れたカードに素直に向き合うことで、思い込みや先入観が取り払われ、新しい視点が得られる。

見方を変えれば、あなた自身の魂が本来持っているもの、まだ引き出されていない部分を発見するきっかけを与えてくれるのがオラクルカードの魅力だといえるでしょう。

自分のカードが欲しい。選ぶポイントは?

直感がすべて心のままに手に取って

パッと見たときの第一印象で「あ、いいな」と感じる何かがある。

オラクルカードを選ぶときの基準はそれだけで十分です。

オラクルカードは直感を何よりも大切にするカードですから、理屈ではなく、あなた自身の感性のままに自由に選んでください。

絵柄が好み、純粋にきれいだと感じた、色の雰囲気が好き…そんな風に感じた時点で、そのカードがあなたを引き寄せているのです。

自分で占うときのポイントは?

心で感じたことを軸にして解説書は参考程度でOK

ほとんどのオラクルカードには解説書がついています。

引いたカードの意味を読み込みたいときの参考にしてください。

ただ、必ずしも解説書がすべてではありません。

そのメッセージを受け止めて気づいたこと、「そういえば」と思い当たったことなどを、心の中で自由に広げていきましょう。

そこから点と点がつながり、線が見えてくることもあるはずです。

引いてみたけど、よくわからない・・・

フラットな気持ちでカードを見つめることから

意味がわからないと感じてしまうのは、もしかすると「正解」を求めすぎているからかもしれません。

オラクルカードが与えてくれるのは正解ではなく、心を見直すきっかけになりうる別の見方や視点です。

フラットな気持ちで引いたカードを見つめて、そこから浮かび上がる思いや感情にじっくりと向き合ってみてください。

その場ではわからなくても、数日後に「あ、こういうことか!」と思い当たる場合もあります。

プロ占い師はどんなふうに使ってる?

他の占いと併用して背中を押すサポートを

オラクルカードはあらゆる占いと併用できます。

例えばタロットカードで状況を読み解き、オラクルカードで自分自身の内なる声を聞く、という方法も。

また、占い師の立場からいうと、降りてきたインスピレーションをお客様に伝えやすい形にするためにオラクルカードを使うケースもあります。

1枚引き以外にも、過去・現在・未来の流れを3枚のカードから読み解く「3枚引き」の手法もあります。

クォーレでもオラクルで占ってもらえる?

オラクルを得意占術とする先生が多数います

もちろんクォーレにもさまざまなオラクルカード占いを得意占術に挙げている先生方が在籍しています。

電話占いサイトの「占い師一覧」から「占い方法」を選択し、「エンジェルカード占い」「オラクルカード占い」を選べば、該当の占い師が見つかります。

オラクルカードの代表格 エンジェルカードはなぜ人気?

美しい天使たちからのメッセージという形で、大きな視野からのアドバイスや心を癒やす言葉をくれるエンジェルカード。

数百種類あるオラクルカードの中でも、圧倒的な人気を誇る定番のカードです。

エンジェルカードのカテゴリー内だけでもさまざまな種類があるので、手に取る際には自分の好みにしっくりくる絵柄を見つけ出してみては。

監修占い師からのメッセージ

緋月 先生

新しい気づきを得て、思い込みの鎖を外す。
それがオラクルカードの力です。

オラクルの意味は「神託」ですが、神のお告げとは本来、あなた自身の魂の潜在的な声、つまり心の奥底にあるメッセージと解釈することもできます。

カードを引いて現れたメッセージを素直に受け止めると、思い込みやこだわり、常識など、あなたの心を縛っていた鎖の存在に気づけるようになるでしょう。

その結果、視野が広がり、新たな気づきが得られるはずです。

オラクルカードはあなたの心の奥底に眠っている、美しいものを掘り起こすためのサポーターともいえるかもしれません。

この無料占いの監修者

緋月(ひづき)

所属:クォーレ

あかるくポジティブ、そして具体的なアドバイスが魅力の緋月先生。

相談内容に合わせて占い方法を変えて手際よく占ってくれるため、回答が早いと評判です。

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