【占い師インタビュー】多軌（たき） 先生

人気占い師の素顔に迫る、FACE占い師インタビュー。
クォーレ所属プロ占い師のプライベートや占いへの思いについて質問します。

ルノルマンカード占いで今を読み解き、
あなたの人生の「よい脇役」になれたら

心に届くまっすぐな言葉とクリアに響く声、そしてクォーレでも珍しいルノルマンカード占いの使い手として人気上昇中の多軌先生。
深い洞察力で悩みの本質を優しく見抜く先生に、ルノルマンカードの魅力をお聞きしました。

―多軌先生はどのような経緯で占い師の道を志したのでしょうか。

社会人になってからは大手ＩＴ関連企業などで講師やトレーナー職を20年以上続けてきました。

ところが数年前から両親のＷ介護が始まり、それまでとは同様の働き方ができなくなったため離職することに。

そんな人生の転機と前後して、「自分のことを占いたい」という気持ちが湧いてきたのが10年ほど前のこと。

そこで、知人に紹介してもらった西洋占星術の先生に師事して占いやタロットを学び始めたのです。

その先生は西洋占星術がご専門だったのですが、レッスン中に私がタロットカードを手にする姿を見て「あなたにはカードがよく似合う」とおっしゃられたんですね。

確かに、最初からカード占いが自分にしっくり来るような感覚は不思議とありました。

その後、学びと実践を通じて西洋占星術よりもカード占い、カードの中でもタロットよりもルノルマンカードが最も自分に合う鑑定方法なのだとわかるようになりました。

ルノルマンカードとはどのようなカードなのですか？

ルノルマンカードのどんなところにご自身との相性の良さを感じたのでしょうか。

抽象的ではなく現実的な答えが出てくるところでしょうか。

カードの意味を知らない人でも、「ハート」のカードが出たら直感的に「好意を持っているんだな」とわかりますよね。

ぱっと見てすぐわかるから、言語の壁を越えられるメリットもあります。

そうしたところが私の想像力やインスピレーションと相性が良い理由かもしれません。

また、ルノルマンカードの源流でもあるコーヒーカードというカード占いがあるのですが、ルノルマンとコーヒーを併用して占うと、その人の表向きの姿と内面や表層と深層心理の両方が浮かび上がって見えてきます。

今号の特集テーマは「旅と占い」です。先生がお好きな旅のスタイルは？

事前に行く場所をきっちりと決めず、訪れた先でワクワクドキドキするような自由度の高い旅が好きですね。

とは言えそれはあくまでも理想です。

現実は昨年に父が亡くなり、今は認知症の母の介護と仕事で慌ただしく移動するばかりの日々ですから…。

でもつい先日、パートナーと「リタイアしたら船の旅がしたいね」なんて話したばかりなんですよ。

いつか自分の心の求めるままに自由な旅ができる日が来たらいいなと思っています。

では最後に、クォーレのお客様へのメッセージをお願いいたします。

まずは、クォーレ公式サイトの私のページに感想を寄せてくださった過去のご相談者さまにこの場でお礼をお伝えさせてください。

私は皆さんの感想そのままの人間ですので、初めてご相談される方はぜひ参考にしていただければ。

また、私は長らく自分が持つ技能を人に教える仕事をしていましたから、誰かに何かをお伝えして、それが役立つと「この人の人生のよい脇役になれたのならよかった」と実感できるんですね。

私たちは皆、自分の人生の主役であり、誰かの人生の脇役です。

占いを通じて相談者さまの「よい脇役」になれたらいいなといつも心から願っています。